はじめは毘沙門沼を歩いてみるといいかもしれません。磐梯山がとてもきれいに眺められますし、沼の近くを歩いていれば、迷うこともありません。
天気がよければすこし森の中に踏み込んでみても面白いです。ただし、毘沙門沼の周りは磐梯山が噴火した際に吐き出された岩がとても多く、角が鋭角に尖っていますから十分に気をつけましょう。
よく見かける毘沙門沼はお土産やさんの辺りから撮られた写真が有名です。エメラルドグリーンの沼にボートが浮かんでいて、背景は磐梯山です。実際にはさらに奥が深く、また森に入ってみると小さな沼がたくさんあります。
デコ平湿原の春は雪解けとともに水芭蕉の開花から始まります。そして6月にはいる頃にはリュウキンカやマイヅルソウなど花を付け始めます。
なんといってもデコ平湿原の魅力はコバイケイソウやワタスゲの群生です。例年ですと五月の中旬ごろから見頃をむかえます。
グランデコパノラマゴンドラに乗って標高1300mの湿原へ空中散歩、普段は下から目をこらしてみいているトチノキやホウノキの花などの木の花を上から眺められるのも見ものです。
デコ平湿原に行くには、グランデコスノーリゾートのパノラマゴンドラを利用するのが便利です。また、ゴンドラからの景観も素敵です。秋には紅葉を楽しむお客さんでにぎわいます。オフシーズンは運行日に注意してください。点検等で運休の日があります。
春の雄国沼トレッキングは花がいっぱいです。桧原湖雄子沢口から雄国沼に向かうと谷あいの緑に包まれたトレッキングコースにはマイズルソウやエンレイソウ、色のない花ギンリョウソウなどがたくさん咲いています。
谷あいの深い森を抜けると外輪山に囲まれたカルデラ湖の雄国沼に到着です。連なる山々にはレンゲツツジやタニウツギが賑やかに咲いています。そして、雄国沼自然観察歩道に出るとコバイケイソウやヒオウギアヤメが目に入ってきます。
でも、雄国沼といえばやっぱりニッコウキスゲです。
いちめんのニッコウキスゲが折り重なるように咲いています。季節は通年であれば6月下旬ごろから7月上旬です。見頃は7月初旬です。広さでは尾瀬沼にかないませんが密生度では雄国沼のほうが見事だそうです。
ところでニッコウキスゲに目を奪われ足元の花を忘れがちになります。かわいらしいトキソウやサワランもたくさん咲いています。ホロムイイチゴは雄国沼が南限になるそうです。
天の川まで撮影する全天高感度ライブカメラで、美しい星空や空模様をご覧いただけます。
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