春の天体観測会「いまどきの星空(西)」 カレワラ天文台
春の西空(3月29日7時30分)
玄関を出ると正面が西の空です。
この時期の宵の口は、まだまだ冬の星座が見えています。
冬の星座には明るい星が多いのでにぎやかですね。
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画像の中心より少し左側に、誰もが知っているオリオン座を見つけることができます。
オリオンのベルトの部分が三ツ星です。三ツ星の一番左側の星の下に、小三ツ星と言われる小さな星の並びがあります。
小三ツ星のあたりを双眼鏡で見ると、真ん中の星のあたりがぼんやりと霞んで見えます。そのぼんやりと瑞々しい光がオリオン大星雲です。
三ツ星に戻って、三つの星を線で結んで右に延ばしていくと、おうし座の1等星アルデバランを見つけることができます。アルデバランからちょうどV字に星が並んでいます。ここはヒアデス星団といって、おうしの顔の部分になります。
さらに右にはプレアデス星団があります。生まれてきたばかりの星々、なんとなく青白いですね。
三ツ星を左側に伸ばしていくと、シリウスを見つけられます。恒星の中では太陽の次に明るく見える星です。
そのシリウスとオリオンの右肩のペテルギュウスを線で結んで、上に正三角形を作ります。こいぬ座のプロキオンあ見つかります。これが冬の大三角形です。
画像を星図と照らし合わせると、北西にはペルセウス座も写っていました。ペルセウスの下の白い光は、沈みかけている三日月です。
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