いまどきの夜空(東の空です)

927東
画像をクリックして大きな画像でご覧ください さらに昨日の夜半過ぎの東側の空です。 さて東の空を見ると冬の星座が昇り始めていました。 分かりやすいです。 写っているの全部わかりますね 上からカシオペアやペルセウス、アンドロメダにおひつじ座、秋の星座です。 さんかく座は目立ちませんがあの辺りにあります。 画像だとしっかり三角に写っています。 そして冬の星座です ぎょしゃ座、おうし座、オリオン座、ふたご座の足も写っているはずです。 この後、冬の三角、おおいぬ座やこいぬ座が姿を現します ところでぎょしゃ座のカペラが、どれだか分かりますか カレワラは勝手に冬を連れてくる星だと思っています ちょうどグランデコスキー場のある吾妻連峰から、ぽつりと姿を現します そして高度が高くなってくると、冬の冷え込みが厳しくなってきます カレワラは暑がりなので冬が好きです 気温35度とマイナス10度のどっちを取るかと聞かれたら、もちろんマイナス10度です スノーボードやスキーのシーズンですし、景色は雪で真っ白っ お鍋やラーメンも美味しいです カペラはカレワラに冬の訪れを知らせる嬉しい星なんです 裏磐梯は冬の間、天気が悪く雪がいっぱい降ります。 天文台は12月の初旬よりお休みになります。 観測会は2月の最後の土曜日もしくは3月の初めの土曜日から再開です 今年はEM100&FS102(高橋製作所)を使って冬の天体を勉強しようかな

いまどきの夜空(南の空です)

秋の南の空(カレワラ天文台)
画像をクリックして大きな画像でご覧ください やはり昨日の夜半過ぎ、南の空です。 (って、なんか変な言い回しですか?「昨日の夜半過ぎ」) なんか星座が分かりますか ん~、カレワラにはあまり馴染みのない空です 分かるのもから探していきます。 まず、雑木林付近の明るい星は南の魚のフォーマルハウトでしょう。 秋の星座の唯一の1等星です もちろん、木星が分かります。 そのあたりはおひつじ座です すぐ隣にくじら座とうお座があるはずです。 くじら座は南の空にど~んと座っています。 東側が頭、西側が尻尾になります。 プラネタリウムでよく見ました と言うことは、おひつじ座(木星)の下あたりに脈動変光星のミラがあるはずです するとちょうど正面の星が........ あれです、あれ ん~、あれっ はいデネブカイトス(←カニングしました) なつかしぃ~、デネブカイトスっ でも、わざわざ見ません この画像で見ると、とても分かりやすいものを見つけました 上のほう、中心よりちょっと右です。 星が丸く並んでます この時期に丸いもの うお座の東側の魚ですね しかもリボンがうまい具合にくじら座のミラの方へのびています。 西側の魚は写っていませんが、リボンが伸びているのがわかります。 残るはみずがめ座 魚とペガサスと南の魚に接しているので、この辺りです。 黄道12星座でやぎ、みずがめ、うおって分かりづらいですね あとてんびん座も分かりづらいです カレワラの星座のカニも分かりづらいんですけれど、ふたご座としし座の間です しかもプレセペ星団が不気味と言うより、はっきりと光っていますので見つけられます かに座は黄道の夏至近くにありますので、かなり高いところに昇りますので暗い星まで良く見えます。 上にあげた4つはなんとなくじゃなくて、はっきりと分かるようにならなくてはぁ。。。 こんなことをしていると、なんだか楽しい気分になってきますね

いまどきの夜空(秋編)

秋の星座(カレワラ天文台)
画像をクリックして大きな画像でご覧ください 昨日は夜半過ぎにも外に出て見ました とにかく、素晴らしい星空です 天頂に向けてEOSでパチリっ秋の星座を撮影して見ました 残念ながらペルセウス座が半分で切れていますが、秋の星座が撮れています 分かりますか?秋の星座っ カシオペアが分かります。 秋の四辺形も分かります。 こうこうと輝いているので、木星が分かります。 カレワラなりに星座を探してみますね。 この画像だと秋の四辺形が、◇な形に転がっています。 上の3つのカドがペガサス座です 一番上のカドから首が出ています。」 左側のカドから前足、右側のカドは背中と羽かな 一番下のカドの星はアンドロメダ座です。 アンドロメダ座は、その星から(この画像だと)下に明るい星を2つ、3つの星が並んでいます。 さらにその3つの星を伸ばしていくと、ペルセウス座です。 「人」の文字の形のように星が並んでいます。 木星とのアンドロメダ座との間に2つの明るい星が並んでいます。 牡羊座の星です。 今日の木星は牡羊座にあります。 まだ、星座が写っています 秋の星座の物語のカシオペア・アンドロメダ・ペルセウス・ペガサスが見つかりました。 残った星座はカシオペアの旦那さんでエチオピアの王様のケフェウス王と、アンドロメダを襲う海獣のクジラです。 カレワラはちょっと弱いです。 「この辺」とか言う説明になっちゃいます。 ケフェウスはカシオペアのとなりですから、なんとなく分かります クジラが問題っ プラネタルムで北側に座るととても良くわかるのですが、本当の空だと目立ちませんね しかも大きいし、屋根にかかります。 秋のプラネタリウムの解説では、ペルセウス座の食変光星のアルゴルとくじら座の脈動変光星ミラの話をよく聞きました。 画像をよく調べてみるとアルゴルとミラと両方が写っているようです。 アルゴルは下の方、ミラは木星の右側は画像の右端です。 ほかにアンドロメダ銀河が写っています アンドロメダ座の3つの星の真ん中の星から、カシオペヤに向けて暗い星を2つ、ちょい上です カシオペヤとペルセウスの間にもぼんやりしたものがあります。 散開星団のh-χ二重星団です。 三角座のM33も肉眼で見えるとか、見え無いとか... アンドロメダ銀河からアンドロメダの真ん中の星を中心にちょうど反対側です。 肉眼で見たことはありません。 カレワラには双眼鏡で見てもよくわかりません 写真に撮ると確かにあるんですけれど... もう一つ、忘れてました。 ペガサスの背中にうお座の西側の魚がくっついていました もう一匹はアンドロメダの明るい星の上二つの間に噛み付いているようにあります。 この画像はうお座がうまい具合に撮れています。 アフロディアとエロスの化身の魚がリボンでつながっている様子がわかります。 ちなみにアフロディアとエロス、どっちがどっちの魚なんでしょう? ちょっと調べてみたのですがわかりませんでした。 ところで無料のプラネタリウムソフトがあるそうです。 ベクターも人気のソフトのようです。 つるちゃんのプラネタリウム カレワラのパソコンには、これ以上はいらないので試していません。 でも、天文カレッジで教えてもらいました。 ダウンロードして、画像比較してみると面白いかもしれません。

窓辺の天体観測

karewara天文台
画像をクリックして大きな画像でご覧ください ずいぶんとブログをサボってしまいました。 9月の2回の連休を終えて、少々の気持ちの余裕ができてきました。 とにかく8月、9月と忙しかったです。 昨今の福島県の事情からお客様が少ないのは覚悟していました。 それよりも、これも風評被害なのかアルバイトさんがまったく雇えません。 アルバイト募集のホームページに月間500ページビュー以上もアクセスがあるのに、問い合わせか皆無です。 それで満室定員を縮小して営業しているのですが、カレワラも歳です。 仕事がきつい~ カレワラはいつまでも満室定員を縮小なんて言っていられない身分です。 東電さんに頑張って欲しいですね。 ともあれ、福島を応援して下さる皆様のご協力で、カレワラは元気にやっています。 前置きはさておき.... ↑なんてぼやきながら、カレワラは準星空案内人に合格して認定証をいただきました 案内人認定書授与式や北尾先生の記念講演&懇親会の様子は、のちほど後ろに(過去に向かって)更新しますので興味がございましたら。 あと2~5回の講座の後に本試験です。 カレワラっ猛勉強中です 「窓辺の天体観測」 ほんとうに今日は綺麗な星空です 勉強っ勉強っ おうちゃくをして、まず窓辺から天体観測です 窓辺からと言っても、裏磐梯はけっこう綺麗な星空を望めます ↑は写真です(F4.5 ISO1600 30秒)。 まだ20時頃、ここまでは見えませんでした。 さて双眼鏡を使って観測会です。 眺めているのは南の空です。 なんか星座が解りますか わし座のアルタイルなんて目立ちますね。 両側に牛を連れています。 画像の下方の天の川の左側に明るい星の集まっています。 ここがいて座ですね と言うことは、たて座があの辺りに◇型にたってます。 画面の中央より左側の並んだ明るい2つの星は山羊座です。 こんどは画面中央より右側です。 大きなカメムシ型の丸い円があります。 わりとわかりやすい星座でへび座とへびつかい座です。 と言うことは、窓に隠れてヘラクレス座も写っています。 みずがめ座の星も写っているんだと思うんですけれど、みずがめ座ってむつかしいですね。 M2を探すときもペガサス座の星も使いながら導入するのであんまり馴染みが無いです。 みずがめ座の知り合いも少ないです。 アルバイトのカオリンがみずがめ座です。 カレワラは星座が苦手なのでこんなところです。 有名なものはおさえたつもり.... 今度は双眼鏡です。 上から行きましょう。 わし座の左の羽の先ちょのくるりとした星の並びの近くです。 ありました、散開星団のM11です。 そこから天の川沿いに降りていくと、散光星雲のM17やM16が見えてきます。 散開星団のM25だと思うのですが、カレワラの双眼鏡には3つが同一視屋内に入ってきます。 さらに降りていくと散光星雲のM8がみえます。 と言うことは、すぐ上のこのあたりがM20三裂星雲かな。 見えていることにしました。 そうそう、球状星団のM22を見ておかないと... この画像を拡大すると、どれも写っているような気がしませんか 実際に双眼鏡で見るのと違ってわかりづらいので、ステラナビゲーター(天文シュミレーションソフト)を使って調べていきます。 ↑こんな作業の繰り返しで、星図が頭に記憶されていきます。 (だから、きわ立った天体の無い星座は弱いんです) さらに左側の窓を開けて、ヘラクレス座の球状星団M13を観察しました。 良いですねぇ。。 こんな天気が続くと良いんですが、とにかくお客様がいるときに晴れて欲しいです。 新しい知識を含めながら、実践で勉強をさせてください

ディーゼル機関車が走っていました

ディーゼル機関車110911先日、こんな光景を見ました。 ディーゼル機関車が磐越西線の客車を1両だけ引いて走っているんです 11日の準星空案内人の認定書授与式に出かけた際に。国道49号線を並走していました 上戸付近で見つけたのですが、節電車両?なんて想像しました。 客車をディーゼル機関に引かせれば節電効果があります。 でも、よく見てみると先頭の行先表示が、郡山に向かっているのに「会津若松」になっていました。 じゃあ、節電対策の試験運転中かな 途中で車を降りて撮影をしたかったのですが、ほぼ同じ速度だし、授与式まで時間の余裕もありませんでした ところが郡山駅で発見 さっそく、パチリっ カレワラにはどうしてディーゼル機関車が客車を引いていたのかわかりません。 ひょっとしたら、修理や点検のために運ばれてきたのかも いやいや、本当に節電や計画停電の対策のために試運転していたのかも (福島県は被災地なので計画停電はありません) なんかレトロでかっこ良かったです こんな雰囲気の列車に乗ってみたいですね

天文カレッジ講座 第7回目

110831_1920~01昨日は最終日、7回目の講座です。 「星空案内の実際」でした。 さまざまな観望会や講座の様子、プログラムの組み方や注意すること。 星の案内人の活動の様子などを勉強しました。 そうそう、曇の日の対処法とか... 色々とカレワラの観察会(観望会)をチェック! 自然観察ガイド(プロ)の友人にも聞いたことのあります。 *自分の関心のある話ばかりをしてしまう ん~~~、ありがちっ 星座占いの話とかしちゃいますから... さらりと流すよ様に心がけます。 *学校で勉強を教えているようなガイドになってしまう(友人の話) んっ、それはありません 「助手として呼んでやるから、とにかく大学に入れ」というありがたい化学部顧問の先生のお言葉に、「おれが教員ですかぁ??」とカレワラ。 いくら頑張っても無理です 「寝てるか、吾郎か、横浜か~」 ↑友人が当時のカレワラを表現した言葉です。 (一緒に喫茶店の勉強をしていた友人は法務省の御役人様になりました。えらい) 観望会で何をお見せするかというお話も聞きました。 カレワラは何年観測会をしてるでしょう 当たり前で、わかっていながらやらなかったこと。 *一等星を見せる 見せません!←いままでは カレワラにとって恒星はただの点です。 どんなに拡大しても、点は点です。 すばる望遠鏡でお隣りのアルファケンタウリを見てもたぶん点です。 カレワラ的にはつまらない。 けれども、実際には喜ばれることが多く、感動されているようです。 あらためて考えてみると... たしかにまぶしいほどに明るいです。 30cmでこと座のベガとか見た場合、「意外と近くにあるんだ」という印象を持つかもしれません。 考えてみれば、それってすごいことですね。 夏の天体観測会では、天の川沿いに見たい星雲や星団がひしめき合っていますので、どうしてもそっちに目が行ってしまうカレワラです。 来年からは夏の観測会にもベガやアルビレオなど、恒星も積極的に取り入れていきます。 ところで資格認定ですが、講座は全出席、2つのレポートも「パーフェクト」をもらいました。 たぶん、準案内人の認定は合格のようです。 あと3回の講座で本試験を経て、星案内人の資格を得られます。 今回の講座を聞きながら、「ペンションだけでなく活躍できる場が出来たらいいな」なんて欲張ったことを考えちゃいました。 世界を広げていけば、どんどんと学ぶことが出来るんだとおもいます。 頑張らねばぁ~。