昨日、あきらめかけていたいて座の三裂星雲M20です。
明るいうちから準備を始めたのですが、自動導入をセットして、オートガイダーのキャブレーションを合わせ、カメラのピントを調整します。
準備が終わった19時には、南西の空低く高度は22度です。
観測室のやねに望遠鏡が隠され始めています。
星雲の写真を撮るといっても、ファインダーを覗いて星雲は見えません。
せいぜい2~3等星くらいの星。
パソコンにダウンロードされてきた画像を見て位置を決めます。
あわてているので、あれこれと失敗っ
この画像も失敗です。
位置を決めるときに、パソコンにすばやく画像が転送されるように解像度が低くノイズを低減しないまま撮っています。
でも、それらしいものが納まりました
こちらも大慌てで撮ったへび座のわし星雲M16です。
ガイドが上手く設定されていません。
ピントも甘いかな。
でも真ん中に暗黒星雲の柱が写っています。
9月 2013のアーカイブ
天体写真③「ディープスペース」
やっぱり、ディープスペースが撮りたいですね。
天体写真から遠ざかっていたと言っても、FS102(口径102mm焦点距離820mm)で赤道儀の追尾だけで手軽な撮影していました。
(どれだけ遠ざかっていたかと言うとFS102の焦点距離を忘れていました。たしかイプシロンは570mmだったような?)
子持ち銀河とソンブレロ銀河です。
露出は3~5分くらいですは、ガイドしていないのでずれてしまいます。
昨夜のさんかく座のM33(系外銀河)です。
300万光年くらい離れているそうです。
でも、銀河系の直径が10万光年ですから、ディープといってもお隣さんですね。
カレワラの長辺が30mとして、五色沼の交差点くらいの距離です。
↑右側のソンブレロ星雲は5000万光年も離れています。
このM33はカレワラの観測会では、あまり見ることがありません。
あまり見栄えがしません。
M33は肉眼で見えるといわれますが、ずっと昔に見えたような気がしたことがあります(裏磐梯)。
そちらに双眼鏡を向けたら、なんかモヤッとしているような気がしましたので、見えていたのかもしれません。
気のせいだったのかもしれません。
写真に撮るとこんな感じで、パソコンの画面に映し出された姿にちょっとびっくり
Canon EOS Kiss Digital X ISO1600 露出10分 ワンショット
写らないですねぇ
コンポジットが必要です。
天体写真の技術にもコンポジットというのがあって、何枚か撮影したものを重ねて露出時間を延ばしたり、ノイズを軽減したりします。
以前、惑星の画像を造るたっめにビデオカメラで撮影したものから、きれいに撮れているコマを抜いてコンポジットしたことがありました。
たいへんな作業でした。
(いまは自動でやってくれるアプリがあるそうです)
ST-7という冷却CCD を使ったことがるのですが、カラーではなく白黒です。
赤青緑と3種類のフィルターを使い、3枚撮影してコンポジットで合成します。
とか、そういうことはやらないと決めました。
ノイローゼになります。
寝る寸前まで読んでいた解説本を、眼が覚めるとそのまま続きから読み始めます。
3日も晴れると、4日目は曇ってほしいと切に願っちゃったりします。
それって違いますよね。
カレワラは観測会が好きなので、写真は手軽でいいと考えました。
でも、やっぱり欲が出てきます。
EOSについていたおまけのフォトショップで、ためしにコンポジットしてみました。
(天体写真専用の画像処理ソフトがあるのですが3万円もします)
昨夜のうお座M74系外銀河です。
余談
ディープスペース=深宇宙は電波法施行規則で「地球からの距離が200万キロメートル以上である宇宙」と定義されているそうです。
天体写真②「夏の天体」
こぎつね座のM27アレイ状星雲は、さらに月に近くてあきらめました。 設定が悪いのか、空が明るすぎるのか、オートガイダーが変な動きをします。 昨夜撮影したアレイ状星雲です。
Canon EOS Kiss Digital X 露出時間は10分ワンショットです。 まだ新しいシステムに慣れていないのですが、そこそこ撮れています。 このレベルではカレワラが撮影しているわけではなく、高橋製作所さんとダイイチさんの技術力です。 天体写真から十数年も遠ざかっていたので、まったくの初心者です。 でも、ここまで撮らせます。 東の空に沈み始めた24日のヘラクレス座M13球状星団です。 やっぱり肉眼で見たほうが美しい。 写真が始まると望遠鏡を覗かなくなります。 夏の星座とともに西に沈んでしまうので、今年はM13を見ることが出来なくなります。 最後に見ておけばよかった。と画像をチェックしながら後悔しました。
天体写真①「月」
6月にカレワラ天文台のメインのμ300をダイイチ株式会社さんに改良してもらい、もう3ヶ月近く経ちました。 とにかく晴れませんでした。 お盆のころから天気も良くなり始めたのですが、お客様がいるときに写真の撮影なんてしていられません。 観測会が終わったら、パン生地を仕込まないといけません。 9月に入ってから、またもや天候不順か、お月様が輝く明るい夜空
大根の収穫
カレワラは初めて大根を引き抜きます
葉っぱ付です。 大根の葉っぱは大根の養分を吸ってしまうし、邪魔なので畑で切られてしまうそうです。 直売所でも葉っぱ付は見かけません。 直売所のお客さんが「葉っぱ付は無いの?」と言ってるのを時々聞きます。 最近では大根の葉っぱだけがマーケットに並んでいるそうですね。 5本ぐらい持っていくように言われたのですが、そんなに食べられません。 たくわんでも作れれば良いのですけれど。 ちょっと早い芋煮になりました。
大根の葉っぱを母が細く切った大根と、よく浅漬けにしてくれました。 納豆やシラスと混ぜて熱々のご飯にのせると、ほんとに美味しい。 カレワラは晩酌用に油で炒めました。
八重たんセット
ありがとうございました(2013夏休み後半)
茨城からお越しいただきましたI様 | 埼玉からお越しいただきましたS様(カヌー体験もご参加いただきました) |
埼玉からお越しいただきましたN様 |
東京からお越しいただきましたS様 |
栃木からお越しいただきましたS様 |
東京からお越しいただきましたT様 |
東京からお越しいただきましたY様(カヌー体験もご参加いただきました) | |
ありがとうございました(2013夏休み中盤)
東京からお越しいただきました I 様 | 宮城県からお越しいただきましたO様ご家族 |
埼玉からお越しいただきましたY様ご家族 |
神奈川県からお越しいただきましたK様ご家族 |
千葉県からお越しいただきましたM様ご家族 |
千葉県からお越しいただきましたI 様ご夫婦 |
新潟県からお越しいただきましたW様ご家族(カヌー体験もご参加いただきました) | 滋賀県からお越しいただきましたO様ご家族 |
千葉県からお越しいただきましたY様ご家族 | 県内からお越しいただきましたK様ご家族 |
富山県からお越しいただきましたO様とお友達 | |
「よくわかるブラックホールのひみつ」のお話を聞いてきました。
高橋真聡先生(愛知教育大学教育学部教授) プラネタリウムを使って重力レンズの話や降着円盤、宇宙ジェットの話を聞きました。 ↑ 講座が終わった後の質問コーナーです。 カレワラは、あの明るく輝くという降着円盤のことが知りたくて、もちろん質問に行きました。 すぐに質問に行っちゃうあたり、子供ころとわかっていません(^^ゞ そうそう、ブラックホールって丸いの? 自転していれば赤道付近が膨らんでいるかもしれないそうです。 もっと異次元な形を想像して質問したんですが、普通の星でした。 えっ自転してない場合もあるの? 本当のところはわかっていないそうです。 では降着円盤はどの方向に出来るの? 自転していれば、ブラックホールの自転に影響するし。 自転していなければ、重力で引っ張られてきた方向に出来るようです。 あとはその大きな渦に巻き込まれていくみたい
頭も使ってかなり疲れたので、日和田製麺所さんでチャーシュー麺を食べました。 大盛り無料で大盛りにしてもらいました