メシエ天体撮像2点(くじら座M77銀河、ウルトラのふるさとM78星雲)

午後6時を過ぎるとすっかりと夜になってしまいますね
夜が早くなった分、まだ西の空には夏の大三角形が見えてます。
頭上付近には白鳥座のデネブです。
まだ半分は夏の空ですね。
ただ天体観測会が始まる9時ごろになると東の空にはプレアデス星団を見ることができます
少し下には牡牛の顔の部分ヒアデス星団も見つけることができます
ぎょしゃ座のカペラが昇り始めると、どんどんと寒くなっていくのですが、もう40度くらいの高さまで昇っています。
頭上はちょうどアンドロメダ銀河です
ご飯を食べたりして、天体写真はこのあたりの時間から始めています。
11時ごろになると牡牛座のM1カニ星雲もずいぶん高いところまで昇って来ます。
カレワラには難易度が高いのですが、くじら座のM77も屋根の上です。
明るいけど小さい
ちょっと撮影してみました

天文台のあるペンション カレワラ M77銀河

こんな感じ(μ-300+EOSKissx6i)
深夜1時ごろになるとホントに寒いです。
ぎょしゃ座のカペラも天頂付近まで昇ってきています。
オリオン座も南の空高く、秋の空と違って冬の空は明るい星も多くにぎやかになってきています。
先日(10/22日記)のウルトラの故郷M78星雲をまた撮影してみました。
今度は暗黒帯と言われるガスや塵の濃いところが写っていて少し迫力が出てきました。
朝も遅くなっています。
ちょっとしたトラブルもあり、 M78は4時頃まで撮影していました
逆にオリオン座も西の空に沈み始めています
日の出まであと2時間、天体写真って生活のリズムが狂います

こんな感じ(μ-300+EOSKissx6i)

天文台のあるペンション カレワラ M78星雲

超新星残骸"M1" かに星雲 (^_^)/

天文台あるペンション カレワラ 超新星残骸M1かに星雲 (^_^)/


(μ300+EOSkissx6i)
おうし座の超新星残骸"M1"です。
西暦1054年に恒星が超新星爆発を起こし粉々になってしまいました。
藤原定家さんと超新星は有名なお話です。
百人一首の藤原定家さんが、このときの超新星の記録を「明月記」に残しているそうです。
(略すと)客星が木星のように輝いた!みたいな。
客星とは超新星や彗星のことです。
昨日までいなかった星がやってくるので、お客さんの星っていうことかな~。とカレワラは想像してます。
子供のころにプラネタリウムでよく聞いた話しです。
でも、ちょっと勘違いしていました
藤原定家さんは、このときの超新星をみていないのです。
日記に書いたと言われれば、見たと思うじゃないですか
西暦1230年11月にやってきた彗星を藤原定家さんは見ていたようです。
「客星いるしっ友達の安倍泰俊に聞いてみたら、こんな返事が返ってきたよ。」って日記でした。
安倍泰俊さんは陰陽寮の漏剋博士です。
漏剋博士の仕事は水時計を使って決まった時間なると、守辰丁(時守)たちに鐘や太鼓を鳴らさせるお仕事です。
天文や気象を調べているのは天文博士です。
空や天気に異常があれば、それを調べて何か起きるか天皇にお知らせする文章を作るのがお仕事。
どちらも位の差こそあれ陰陽寮で実務にたずさわる陰陽師と同僚です。
安倍泰俊さんは天文博士の客星の記録を藤原定家さんに教えてあげたようです。
それを日記の中に追記したみたいですね。
新星や彗星の出現は不吉なことの知らせのようです。
藤原定家さんが彗星をみたころの西暦1230年から1231年は大飢饉だったようです。
教えてもらった4つの新星の記録のうち、3つは不吉なことが起きていたそうです。
でも~あれほど大きいヘールポップも百武彗星がやってきても何も起きなかったですね~
そう子供のころに明るい新星を見たような気がするのですが
たぶん、白鳥座の新星です。
1975年
ベトナム戦争終結、アポロとソユーズがドッキング、昭和天皇がアメリカに初の公式訪問、タイムボカンシリーズ放送開始、ペヤングソースヤキソバ発売...
たぶん、昔は不吉なことが多かったのかもしれませんね。
画像は口径が30cmの天体望遠鏡にデジタルカメラをくっつけて撮影しています。
カレワラの腕とカメラでは、もわもわと雲のように写っています。
フィラメント状というらしいのですが、本当はメラメラといかにも爆発しちゃったようなところです。
M1天体で画像を検索してみてください。
超新星爆発残骸の劇的な画像を見ることが出来ます。
ほんとカレワラっ写真に才能がありません。
いや根気が足りない

五色沼ガーデンファーム定食

売り物ではありません。 自分用 五色沼ガーデンファームでいろいろな野菜が収穫されました。 今年はカレワラの冷蔵庫の必需品っ白菜も作ってもらったのでニコニコ ちびじゃがもいっぱいもらいました。 大根と豚バラの煮物 チビじゃがの豚ひき和風あんかけ 白菜の漬物 芋煮 手打ち10割蕎麦 蕎麦は去年のものを冷凍してありました。 新蕎麦ではありません 今年の蕎麦は熊にやられて、ほぼ全滅(・_・、) みんなで肩をおとす様子です~。 あっ大葉のおむすびを作るのを忘れてました。 大葉もいっぱい収穫しました 手打ち十割蕎麦定食 ペンションカレワラ

秋の星空に

裏磐梯は紅葉も終盤となりました。
でも、まだまだ9時頃の星空は西半分が夏の星座、東半分が秋の星座です。
天の川も東から昇り、もうそろそろ天頂に昇ってくるカシオペアのあたりを流れ、東のペルセウス座に向かっています。
東の空の低いところには、もうプレアデス星団が昇ってきていることに気がつきますよ。
すばると言えば牡牛座の散開星団ですね。
もう、冬の星座です。
ひさしぶりに天体写真と思い、準備を始めると夜半ごろになってしまいました。
とりあえず色々なものを撮ってみたいので、天頂付近にあるM74を撮影してみました。
カレワラには難易度の高い天体です(^_^;
それなりに苦心してなんとなく渦巻銀河が写りました~。

カレワラ天文台 M74

そうこうしているうちにオリオン座が南南東に昇ってきています。
さて何を撮ろうか?無計画なカレワラ~
色々と撮影してみたいので、 散光星雲のM78!
天体観測会でも人気の高い星雲です。
望遠鏡でのぞくと2つの星が輝いていて、その周りがなんとなく青くかすんで見えます。
淡い天体であまり見応えがありません。
人気の秘密はウルトラの故郷です!
ウルトラの父や母、ウルトラマン兄弟が住んでいます。
実視等級は8.3等、距離は300万光年。
いや、 300万光年も離れているはずはありません。
M78は散光星雲ですから、直径10万光年の銀河系の中にあるはずです。
300万光年ではアンドロメダ銀河より遠い天体になってしまいます。
調べてみるとウルトラマンのドラマの設定では300万光年になっているそうです。
実際には1,600光年でした。
1600光年でも十分に遥かな星だと思います。

カレワラ天文台 ウルトラの故郷M78

黒いマントの中に青い眼が光っていて、こちらをにらんでいるようです。
なんか不気味な感じがしませんか(^_^;
写真を撮ったり、タブレットで調べものをしたりしているとあっという間に時間が経ってしまいます。
東の空に下弦の月が昇り始めてしまいました。
月が昇り始めたら終わりにしようと思っていたのですが、やっぱり月も撮影したい!
フィルムのカメラと違いデジタルカメラは、淡い銀河をとった後で月の撮影にも使えるので便利です。
カレワラは賑やかな上弦の月も好きですが、やっぱり静かな下弦の月が好きです。
普段見慣れていない下弦の月は、なんとなくどこの星かな。みたいな不思議感があって好きです。
神秘的です~
紅葉もゆっくり見に行きたいのですが、寝不足で昼間はもうろうとしています(ρ_-)/
またデジタルの天体写真は、撮影した後に画像処理という仕事が待っています。

カレワラ天文台 下弦の月

ハイキングコース

久しぶりにじっくりと散策をしてきました。 とは言っても、役員としてのお仕事です。 専門家の方々をお越しいただいて、ハイキングコースの景観の検討会が行われました。 そうそう、お客様からもよく言われることです。 「以前に来たときには、もっと素敵なところだったような思い出がある。」 やっぱり、以前とは変わってしまっています。 自然破壊ではありません。 国立公園ですし、一部は特別地域です。 限りなく手付かずです。 植生が変わってきてしまっているんです。 磐梯山が噴火をして126年になります。 30年前と比べると、裏磐梯の植生の歴史の1/4の時間がたってしまっています。 とくに問題になるのは、赤松の変化だと聞きました。 遠藤現夢が荒涼とした裏磐梯に赤松の植林をされました。 その赤松が衰退してくる時期がやってきているそうです。 植林から100年、赤松が生育するには土地が肥えすぎてしまっているそうです。 「昔はマツタケが取れたんだけどな。」 マツタケなど、松と共生していた菌類がとどまれなくなって来てしまいました。 そして、赤松がところどころで枯れて倒れてしまっているのです。 葦の群生も、自然の変化です。 どんどんと沼が小さくなっていきます。 また、葦によって沼が見えなくなってきています。 実際にところどころで赤松が倒れ、倒木で人災が起きることを防ぐために枯れた赤松が切り倒されています。 葦の群生で沼が見えません。 「ここからの景色は、日本でも有数なんだけれどもったいない。」 などと、ぼやいているとたまたま通りかかった遠足の子供たちが... 「沼っ見えないじゃん!」 kissD 037s
困りました! 切ってしまえば良い問題ではありません。 まして、国立公園内です。 木を切れば、大きく植生が変わってしまうし、根っこが土留めにもなっています。 ハイキングコースの周りの茂みを伐採すれば、土砂が直接沼に流れ込みます。 まだまだ、いっぱい考えなくてはならない問題があります。 倒れていたり、腐っていたりする木を除けるとか、葦の上に視線を持ってこれるように展望台を作るとか、 これから、考えなくてはなりません。 kissD 012skissD 038s

雄国沼に行ってきました(7月2日)

ペンションカレワラ裏磐梯の花(雄国沼)
もう7月の初旬ですが、カレワラの春は雄国沼のニッコウキスゲで終わるような気がします。 今年も折り重なるように咲くニッコウキスゲのお花畑に行ってきました。 今日はお弁当も作らずにセブンイレブンで購入(^_^; 大急ぎで雄国沼登山口入口駐車場に向かいましたので、 なんとか駐車場内に止めることができました。 7時くらいのことだと思います。 ペンションカレワラ裏磐梯の花(雄国沼)
ニッコウキスゲの湿原も、去年より賑わっていました。 バスが来るたびに行列の一群が木道を通り過ぎるような感じですが、今日は始終賑わっている様子です。 混雑しているというほどでもなく、賑やかで楽しげです(*^_^*) ペンションカレワラ裏磐梯の花(雄国沼)
雄国沼をよく知る人たちが囁いていたのですが、今年はちょっと満開が遅いようです。 満開の7から8割程度かな。とカレワラも思いました。 それでもやっぱり、雄国沼のニッコウキスゲの群生は圧巻です。 林の中の階段を降りて木道に出ると、皆さん驚きに声をあげていました。 ペンションカレワラ裏磐梯の花(雄国沼)
今日はすっきりと晴れていたのですが、本来であれば梅雨の季節です。 天気が悪く雨や靄に包まれている日もいです そんな日はそんな日で物静かで風情があって楽しめます。 ペンションカレワラ裏磐梯の花(雄国沼)ペンションカレワラ裏磐梯の花(雄国沼)
ところでどうしてもニッコウキスゲに目を奪われがちですが、よく見てみるとたくさんの花が咲いてます。 ワタスゲは終わりの頃、コバイケイソウは骨になっています。 今年はまだまだエゾリンドウがたくさんつぼみをつけていました。 トキソウやサワラン、ヤナギトラノオも咲き始めたばかりのようです。 いつもは終わりかけてしまっているヒオウギアヤメはまだまだキレイでした。 ペンションカレワラ裏磐梯の花(雄国沼)KissXD 108
ペンションカレワラ裏磐梯の花(雄国沼)ペンションカレワラ裏磐梯の花(雄国沼)
KissXD 119_1
今日は休憩舎から猫石方面に歩いて堤防に腰掛け朝ごはんにしました。 対岸の湿原はニッコウキスゲで黄色に染まっています。 その後、金沢峠に登り、湿原を散策、休憩舎に戻り雄国山にに登りました。 山頂300メートル手前のベンチでお昼ご飯、とても景色の良いところです。 ただしベンチが壊れてしまっています。 ペンションカレワラ裏磐梯の花(雄国沼)
今日はどこからかおじさんがやってきたので、おしゃべりをしながらの楽しいお昼でした。 追記*磐梯山に比べると歩く距離が長いので結構疲れます(^_^; ペンションカレワラ裏磐梯の花(雄国沼)

山頂にバンダイクワガタがたくさん咲いていました(磐梯山)

磐梯山 パノラマ1

今日(26日)は予報で大きな晴マークがついていたので、早起きして磐梯山でした。
先日と違い真っ青な空、真っ白な雲が少しばかり流れていきます。
きょろきょろしながら歩くのですが、中の湯のあたりでマイヅルソウに出会いました。
このあたりのイワカガミの花は終わりが近づいているようです。
ミツガシワの群生も、ちょっぴり元気が無い。
一昨日あたりが天気もよく、花も盛りだったかもしれません。

磐梯山マイヅルソウ
磐梯山 イワカガミ
磐梯山 お花畑
磐梯山 ミヤマキンバイ
磐梯山 ミヤマキンバイ

お花畑のミヤマキンバイはそれなりでしたが、写真に撮っていちめんが黄色く染まるほどじゃないかな~。

磐梯山から月山

今日は空気が澄んでいるのか、景色がクキリと見えます。
午前中は朝日連峰の右に月山も見えていました。
でも見晴らしが良いと、高所恐怖症のカレワラにはちょっと辛いっ
ところどころで足がすくみます

磐梯山 登山道


(22日の登山道の画像を上から見たところ 右側の崖を覗き込むとこんな感じ)
ハクサンチドリが咲いていました。
ここには4株ほどありました。
ちょうど崖の際っ
あまり近づきたくありません

磐梯山 沼の平
磐梯山マイヅルソウ
磐梯山 ハクサンチドリ

山頂です。
お弁当をひざの上に乗せていると、強い日差しでズボンが暑いです。
でも、体などは涼やかですごしやすいです。

磐梯山山頂お弁当

お昼寝日和っ
でも、今日はちょっぴり人が多い~
頂上で20人以上がお弁当を食べています。

磐梯山 バンダイクワガタ
磐梯山 バンダイクワガタ

落ち着かないので寝ずにそのまま下山っ
頂上にはバンダイクワガタがいっぱい咲いていました。
岩陰にあったり、気をつけていないと踏んづけてしまいそう~
かわいい花ですね。

磐梯山 バンダイクワガタ
磐梯山 バンダイクワガタ

8時20分に登り始めて、下山が16時4分
ほぼ8時間っ
花の写真を撮ったり、おしゃべりしたり、お弁当もゆっくり
カレワラは登山も時間がかかります~

磐梯山から猪苗代

磐梯山に登ってきました(^o^)v

磐梯山
昨日は磐梯山に行ってきました。 天気予報も良さそうなのでお弁当を作って出発っ そろそろ、花が咲き揃うころです。 磐梯山 お弁当
中ノ湯を過ぎて銅沼が覗き込めるところでいつも朝ご飯です。 セブンで豚汁も買ってきました。 冷たい風が強く吹き始めて、空模様も変わってきます。 雨が降りそう 背中のほうに木が生い茂っているので、風をよけてくれてゆっくりおにぎりできました。 あったかい豚汁がうれしい。 磐梯山 おにぎり
ここは登山道からそれて、眺望ポイントになっています。 みんな景色を眺めながら休んでいきます。 「そこに見えている沼が五~」 違うと思います。 「こっちが西?あの湖はいなわ~」 ぜんぜん違うと思います。 ということでカレワラの眺望解説が始まります~~ 磐梯山
でも、時々目もあわせてもらえないときもあります。 カレワラっジーンズにTシャツだったりするんです。 ジーンズで登山してはいけません! 雨が降ったら足の自由が奪われます。 といっても、カレワラは天気の悪いときに出かけません 磐梯山山頂
山頂で降っちゃいましたぁ。。 とりあえず、上着をレインウェアに着替えて、ジーンズはそのまま様子見です。 磐梯山も森林限界を超えているので、雨風をさえぎるものはありません。 容赦なく吹き付けてきます。 結局、ジーンズまで着替える必要はありませんでした。 からといって、あまりよろしくありませんね。 マナーに欠けます。 カヌーをやっていた頃にはいろいろと持っていたんですが、たぶんどこかにあるはず? 磐梯山 ブナ林
花は、まだちょっぴり早かったようです。 つぼみをいっぱいつけていました。 来週あたりでしょうか? 去年の25日の磐梯山ブログ そろそろ雄国のニッコウキスゲの時期です。 雄国のカテゴリーはこちら 磐梯山 マイヅルソウ磐梯山
( マイヅルソウ : イワカガミ ) 磐梯山 ミツガシワズタヤクシュ
( ミツガシワ : ズタヤクシュ ) 磐梯山 ミヤマキンバイ磐梯山 ミツバオウレン
( ミヤマキンバイ : ミツバオウレン ) 磐梯山 バンダイクワガタ磐梯山 オダマキ
( 小さいけど山頂のバンダイクワガタ : 小屋の近くのオダマキ ) 磐梯山 ハクサンチドリ( ハクサンチドリ )

玉ねぎスライス~(五色沼ガーデンファーム)

玉ねぎをもらってきました。 採れたてです もちろんオニオンスライスにしておつまみになります(←ビールじゃありませんハイボール) 011
昨日はガーデンファームは教育ファームでした。 裏磐梯中学校の子供達がやってきて、農業体験をします。 ジャガイモの芽かきをしたり、にんじんの種を植えたり、トラクターの操縦体験。 たのしそうです。 s-014s-064s-006s-005
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玉ねぎは夜を待たずにお昼ごはんでスライスになりました。 とっても甘いです。 暑かったのでひやむぎです。 それと旬のかつおでした~ 080