スノーシューで五色沼を散策
裏磐梯でスノーシューを楽しみましょう
裏磐梯毘沙門沼をスノーシュートレッキング

はじめは毘沙門沼を歩いてみるといいかもしれません。磐梯山がとてもきれいに眺められますし、沼の近くを歩いていれば、迷うこともありません。
天気がよければすこし森の中に踏み込んでみても面白いです。ただし、毘沙門沼の周りは磐梯山が噴火した際に吐き出された岩がとても多く、角が鋭角に尖っていますから十分に気をつけましょう。
よく見かける毘沙門沼はお土産やさんの辺りから撮られた写真が有名です。エメラルドグリーンの沼にボートが浮かんでいて、背景は磐梯山です。実際にはさらに奥が深く、また森に入ってみると小さな沼がたくさんあります。
スノーシューで行く森の中は探検気分!

毘沙門沼の北側を歩き橋を渡ると冬の森の探検の始まりです。磐梯山の噴火後に遠藤現夢さんが植林した赤松の森が続きます。
まずは赤沼に向かいます。五色沼は磐梯山水系の湧き水と桧原湖の水が流れています。沼と沼は川でつながり桧原湖に向かっています。
湖と違って沼の表面近くまで水流がありますので、意外と凍らずに水面を見ることが出来ます(時期もよります)。
冬の散策路は道が切り開かれていますので、なんとなくわかります。
けれども、いったん森に迷えばどこにいるのか見当もつかなくらるでしょう。まして、磐梯山も見えず太陽も出ていなかったら、方角さえも分からなくなります。たとえば吹雪、ほんとうに目の前も見えなくなります。五色沼入口から桧原湖に抜けるには、ある程度の経験と体力が必要とおもいます。
失敗談(10年ほど前)
弁天沼の写真を撮ろうと、膨らんだ雪の上を歩いて沼に近づいていったら...
ずぼっ!
まだまだ、大丈夫だと思っていたのですが、沼の上でした。
雪を突き抜けて沼に落ちた片足を引き抜こうにも、スノーシューの踵の部分が引っかかって抜けません。
もがいている私を見て、同行していたバイトさんは大笑いです。春先の熱いくらい天気の良い日で油断してました。
スノーシューで五色沼をめぐる

冬の五色沼の森はシーンと静まり返り、魅力的です。雪の吸音効果で室内にいるかのような静けさです。
そんな場所で考えたいこともたくさんありますよね。だれかと一緒なら、いつもと違った話題の会話が始まるかもしれません。
異空間、ファンタジーな世界です。
冬の森は雪ばかりではありません。
アニマルトラック(動物の足跡)
五色沼の森の中には、キツネやタヌキ、ウサギやテンなどの野生動物がいます。ふだん見ることのない彼らが森の中に足跡を残していきます。ガイドブックやインターネットにも資料がたくさんありますので、アニマルトラックを見つけたら調べてみるのも楽しいです。
野鳥の観察
声はすれども姿が見えないのが鳥たちです。
冬は姿を隠す木々に葉っぱがありません。気に巻き付いたつる科の植物も枯れています。
すると遠くの枝に鳥の姿を見つけたり、林の中を渡っていく小鳥たちに遭遇します。
双眼鏡を持っていくと、さらにおもしろくなってくるかもしれません。
まずはスノーシューを始めてみましょう!
まずはインストラクターが同行するスノーシューの雪遊びに参加してみるといいです。
五色沼ではありませんが、スノーシューをつけて雪遊びができます。
スノーシュー・ストック・スノーブーツなどのレンタルがついて、半日大人4000円(3000円)です。
おすすめはダッチオーブンランチが付いた1日プランです。半日はインストラクターについてスノーシューになれて、午後は自由行動になります。