まゆ星雲

深宇宙の撮像(ディープスペース)

ひさびさに深宇宙の撮影に挑戦してみました!

といっても、機材が機材なので撮影自体は熟練した技術が必要なわけではありません。
熟練した技術とは、その先の世界です。
ガイドズレがないとか(星が点に写っている)、画像にノイズがないとか、コントラストが程よく鮮明だとか、そういう様々なことだと思います。

拡大してみると、星はズレていないようです。
ざらざらしてノイズが多いです。
このノイズは暗電流というもので、長時間露出をすると出てきます。
このノイズを取り除くには、望遠鏡にふたをして同じ時間の露出時間で真っ暗な画像を撮ります。
その真っ暗な画像(ダークフレーム)を撮影した画像から引き算(減算処理)をしてノイズを取り除きます。
デジタルカメラについている長時間露出ノイズ低減という設定を、画像処理で行います。
なぜ、画像処理で行うかというと、カメラのノイズ低減処理だと1枚ごとに、ダークフレームを撮影しているので時間がかかります。
たとえば、300秒の撮影に300秒のダークフレームの撮影、合計600秒です。
同じ時間帯(温度変化のない)に撮影するなら、ダークフレームは1枚でいいわけです。
画像処理で行うといっても、ダークフレーム減算チェック!で自動で処理してくれます。

失敗は
ダークフレームの減算処理がうまくいっていなかったのと、
露出不足のまゆ星雲を浮かび上がらせるために、強引な画像処理をしてしまったから、と思います(^^ゞ

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