黄道12星座の春一番は蟹座です。
蟹座のかにはヘラクレスの12の冒険にでてきます。
九つの首のあるヒドラという化け物退治に出かけるお話です。
沼地でヒドラを見つけてヘラクレスはあの大きなこん棒を振り上げて戦います。
ヒドラとは沼友(沼のお友達)の蟹は、ヒドラを助けようと思って沼から出てきたそうです。
そして、大きなハサミでヘラクレスの足をチョッ...。
ヒドラとの戦いに夢中だったヘラクレスに踏み潰されちゃいました。
友達のために勇敢にもヘラクレスに戦いを挑んだ蟹座って立派ですね。
暗い星ばっかりでどこにあるのかわからないけれど、蟹座ってえらいっ。
ちなみにカレワラは7月9日生まれの蟹座です。
蟹座は、世話好きな母性愛、情にもろく感情的、守りが強く排他的、多情と言われるけれど家庭的、そして守護星に月を持ちますので女性性です。
そういえば、蟹座のお友達達(男性)はみんな女性っぽいよなぁ。。
夏に家族で遊びに来てくれた国防を担うレインジャー君も女性っぽいです。
見た目はゴツイし、趣味はラグビー、襟に輝くレンジャーのバッチ。
いかにも男なんだけれど、眼差しや会話がどこか女性特有のやさしさを持っています。
カレワラはどうだろう?
そうそう、よく女性の方から「お嫁さんに欲しい」なんていわれて、肩を落としてました。
星座の占いってあたるんでしょうか??
さておき。
上述、とにかく蟹座は見つけにくいです。
西側にカストルとポルックスが輝く双子座、東には大きな首を持った獅子座です。
その間なのだから、この辺かな?
裏磐梯のような暗い夜空で月の無い日だとなんとか見つけることが出来ます。
この辺かな?の辺りをぼんやりと眺めていると、青白くぼんやりした光のシミを見つけることが出来ます。
4月7日の日記「春の星座と冬の星座」で見てください。
画像をクリックをして大きくするとほぼ真ん中辺りに写っています。
これは蟹座の散開星団「プレセペM44」です。
上の画像だと星が集まっている様子がわかります。
(五月に入り蟹座が西に傾きかけた頃に撮影しました。上方面が東、下が西です)
拡大してみると、こんな感じです。
100個以上の星がばらばらとたくさん集まっています。
肉眼でひと粒ひと粒を見ることの出来ないくらい星の集まりですが、肉眼では見分けることが出来ず、天の川のようにぼんやりと光のシミに見えてしまいます。
かなり明るいものです。
秋口(11月頃)の深夜に暗い東側にあるときは明るく見えます。
わかっていてもぼんやりした大きな光のシミが、視界の端っこを横切るのでドキッとします。
このあと、ゴールデンウィークの頃に新月を迎えますので、暗い夜空に出かけたらプレセペを探してみてください。
20時ごろで南西の空の高いところにぼんやりした光を見つけたら、その辺りが蟹座です。
ゴールデンウィークも天気が良いといいですね。
ちなみに近年平均のゴールデンウィークはあたりの日が多いです。