インドアついでに「妖星 ゴラス(東宝)」です

妖星ゴラス
 質量が地球の6000倍。なのに大きさが地球の3分の2という黒色矮星が発見されます。  「ゴラス」と命名されますが、なんと地球に急速に近づいているんです。  衝突すれば地球は消滅、近くを通っただけで水や大気はゴラスの強力な引力に吸い取られ人類は滅亡...。  おそろしいことです。  彗星や小惑星だったら、アメリカにお願いして、ブルースに核で吹き飛ばしてもらえばいいっ。  でも、相手は恒星です。エネルギーの塊りっ。多少のことじゃ、吹き飛ばない。  それに日本は非核三原則でしょお。映画の世界も同じです。  日本がこのような映画を作ると「じゃあ、地球を動かしちゃえ!」みたいな、すっごいスケールがでかい話になります。  しかも海水から重水素を取り出すそうです(よくわかりませんが)。  デカサで言うと、「日本沈没」とかスケールがでかいです。地震なんてちっぽけなものではありません。マントル対流に日本が呑み込まれてしまうんですから...。  この映画は3億8000円の制作費を投じ、1962年にロードショーです。  ガガーリンがボストーク1号で宇宙に行ったのは1961年です(親善使節として1962年には来日しているそうです)。  アポロ前宇宙ブームだったんですね。私なんか生まれていません。  映画の中の時代は1980年、富士山麓には宇宙港あり、地球の周りには丸いわっかのような各国の宇宙ステーションが浮かんでいます(この大きな宇宙ステーション達は、ステーションごと地球に離着陸できるんですよ)。    私は子供の頃にテレビでこの映画をみました。  宇宙飛行士が、♪おいら宇宙のパイロットと歌うのが印象的でした。  ごたぶんにもれず、宇宙飛行士にもあこがれました。  私の子供時代には、将来に30cmの大きな天体望遠鏡を買うことは出来なくても、宇宙旅行に行けると確信していました。  どうやら、よほどのお金持ちでないと宇宙にはいけないようです。

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