春の星座と冬の星座

冬と春の星座0328
<画像をクリックすると大きくして見ることができます> 先日とても綺麗な星空に恵まれカメラをもって外に出ました...。 そのときのお話が途中で途切れてしまいました。 前回まではこちら>>裏磐梯日記「カレワラ天文台」 さて、これは南の空を撮った画像です。 南の空と言っても画像の上の方は天頂になります。 星座っわかりますか この画像からカレワラは何個わかるだろう?? ふたご、しし、うみへび、オリオン、あっこいぬ、ぎょしゃ(カペラが写ってます)。 そして、いまいち良くわからないんですけれど、かに座です。 わからないと言ってもわざわざかに座を中央に配置しました。 4等星以下の暗い星ばかりなので、月が出ていると月明かりに消されてまったくわかりません。 けれども、月明かりの無い日には探し方があります。 蟹味噌を探すんです。 ぼんやりした光の味噌が、いやシミが見えてきます。 散開星団のプレセペ星団M44です。 画像をクリックして大きくしてみてください。 プレセペもちゃんと写っています。 望遠鏡でのぞくとたくさんの星がみえてとても綺麗です。 星座についてはこちらでプラネタリウムソフトの画像付きで紹介しています。 今頃の夜空っ (スノーカレワラブログで紹介してしまいました) ところでその右側に明るい星が並んで2つふたご座(冬の星座)です。左側の「?」マークを裏返したような星の並びがしし座の頭と前足のあたりです。 ふたご座、かに座、しし座は黄道の12星座です。 あの星座占いとかで使う星座と言うのは、太陽の通り道(黄道)にある星座です。 なぜ、おひつじ座からはじめるかと言えば、春分の日に太陽がある星座がおひつじ座だからだそうです。 実際には星座が作られてたのは、ずっと昔のことで地球の歳差運動のために西にずれて、いまではうお座ですか? さておきその黄道です。 夏の太陽って、とても高く昇り気温も上昇します。 一番高いのが夏至の頃です。 夏至の頃に太陽はどこの星座にあるかといえば、ふたご座です。 ご説明したおとり、この画像の上部は天頂です。 ふたご座、かに座、しし座あたりの星座は見上げる高さにあります。 ところで夏の南の空を想像してみてください。 北東の空から流れ出した天の川は南の空へとそそいでいます。 その南の空の天の川の右を見るとさそり座、左側が射手座です。 ずいぶんと低い場所にあるのを思い出せますか? さそり座なんてすぐに磐梯山に沈んでいってしまいます。 夏至の半年後の12月22日ごろに太陽はさそり座を抜けて射手座にさしかかっているのです。 夏に太陽が高く暑くなり始める頃に見える 12星座は180度反対側の冬の太陽の位置にあります。 以前にブログしましたが、月もそうなんです。 夏の月は低く、冬の月は高くまで昇るんです。 見ごろが中秋の名月ってことらしいですよ。 裏磐梯日記「カレワラ天文台」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です