プラネタリウムに裏磐梯の風景が(郡山市ふれあい科学館)

裏磐梯の星空


裏磐梯の星空です。
手前にはレンゲ沼が写っています。
先日のエコナイトファンタジーはろうそくの光で沼が埋め尽くされていました。
でも、変です。
磐梯山のうえに「みなみ」なんて書いてあります。
以前にも紹介したふれあい科学館のプラネタリウムです。
(注1 プラネタリウムはいっさい撮影禁止)

プラネタリウムポインター

プロジェクターのプラネタリウムがついて、きれいな風景を360度映し出すことが出来るようになったのです。
昨日は星空案内人の補講でした。
カレワラのように、まだ準星空案内人が講義を受けます。
また、星空案内人の人がネタを仕入れに来たりします。
なんと昨日は2時間、プラネタリウムに缶詰です。
双眼鏡を使って、模擬観測会をしました。

M11 カレワラ天文台

観測会をしたとして、それぞれ順番に双眼鏡で天体を導入していきます。
「望遠鏡使いの中村さん、今日惑星を見るとしたら?」
えっ
木星と土星は分かるんですけど、その”望遠鏡使い”ってなんですかぁ?
ところで初めて憧れのポインターを使わせてもらいました。
プラネタリウムのお兄さんの象徴です。
春の星座から、時間を進めて夏の星座が見えてきました。
天の川のあたりはカレワラが得意とするところです。
って、晴れてる日には休み無く観測会をしてるのですから(夏休み期間)。
カレワラはM13を探しました。
んん
ヘラクレス座が分からない
かんむり座があって、こと座の間です。
ん~~、ちょうちょみたいな形に星が一個足りない?
先生「たぶんそれですよ」
やっぱり、本当の空とはなんか違うんです。
ヘリオス(投影機)のすぐ隣に立っているはずなんですが...。
つぎはM11です。
あのあたりかな。と双眼鏡を向けるのですが、たて座って分からない。
星座の線を出してもらいました。
んっ、たぶんあそこらへん
M11のマークまで出してもらっちゃいました。

パンスターズ彗星4月21日の位置


あ~、ありました。
実際のカレワラの観測会では自動で望遠鏡が動きますのでご安心ください。
もし自動導入が壊れても、星図を頭に叩き込んでおきます時間をかけません。
ところでマークの横に「野鴨星団」という文字が出てきました。
野鴨だそうです?
カレワラでは「蟹星団」と呼んでいます。
(蟹の形をしています)
カレワラ「星座探しのテストに”たて座”は出ますか?」
「そういう意地悪はしません」
ほんとうにいつになったら、正星空案内人になるんでしょう
注1
プラネタリウムが始まるときの説明にフラッシュ撮影禁止と書いてあります。
たしか、数十年前の川崎市青少年科学館でも、そう言っていたような気がします。
質問してみました。
「一眼レフでマニアルフォーカスにして、ディスプレーをオフにしたら撮影してもいいですか?」
ダメだそうです。
まず音がうるさい。
真似をして撮影する人が上記の操作を知っているとは限らない。
動画に関しては著作権のあるものが撮影されかねません。
今回は一般投影ではないので、特別に許していただきました。
たしかにカシャカシャとカレワラっうるさい。
日曜日(21日)の朝方のパンスターズ彗星の位置です。
カシオペアにあるので場所は分かりやすいですが、もうかなり暗くなってきてます。
双眼鏡で見えるかどうか、空しだいだそうです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です