磐梯火山と猫魔火山

先日、磐梯山ジオパークフォーラムに参加した際、地域信仰の羽山(磐梯町)に登ってきました。

地面が柔らかい!

と言うのも、普段から柔らかい地面の上を歩いていないのです。
どこに行っても、岩や石でゴツゴツとしています。
磐梯山を登っていればもちろん、カレワラの周りも岩や石が多いです。
開業当初に母と庭の石や岩を撤去したのですが、明らかに庭がへこんでしまいました。
それでも、まだ岩や石が出てくる。
土と言うものがないのです。

たぶんですが、磐梯山はまた若い火山なので、表面を安山岩が覆っています。
1888年の噴火の際の水蒸気爆発で、安山岩で覆われた山が岩なだれを起こし裏磐梯を埋め尽くしました。
つまり、磐梯山も裏磐梯も安山岩だられなのでしょう。

掘っても掘っても安山岩(-_-;)

それに比べると、猫魔火山は70万年前以上の磐梯山に比べれば古い火山です。
長い年月、植生が進み、豊かな腐葉土が覆っています。
だから、地面が柔らかいのでは?

ところで磐梯山麓の名水仕込みと言うお酒のCMがあります。
磐梯山?
安山岩で覆わた磐梯山です。
水にはケイ酸アルミニウムが多く含まれ、五色沼の色を作っています。
磐梯山の水が飲んでおいしくないわけではないのですが、酒の仕込みとなるとどうなんでしょう。
(弘法清水なんておいしいです)

磐梯山麓と言っても、猫魔火山の方です。
ホームページを見ると磐梯西山麓とされています。
猫魔火山の方は腐葉土で覆われ、軟水が作られやすそうです。
磐梯町には湧水群があって美味しい軟水を飲めるそうです。

造り酒屋さん、磐梯火山と猫魔火山の境目にあって間際らしいです。

「磐梯火山と猫魔火山2」に続く

右側に小さく写っているのが川桁の山並み、真ん中が磐梯山、左側一番手前が雄国沼など猫魔火山です。

川桁山、磐梯山、猫魔火山

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