
天文カレッジ第3回(6月15日)
15日は天文講座の日でした。
第3回のテーマは「望遠鏡のしくみ」でした。
望遠鏡の歴史やしくみ、性能について勉強しました。
年表を覚えろといわれると困るのですが、そこまでは要求されないようです。
大ざっぱにオランダの人が凸レンズと凹レンズを利用して望遠鏡を発明しました。
それに興味をもって自作をして天体観測に使ったのがガリレオです。
それでガリレオ式と呼ばれているのでしょう。
ガリレオは望遠鏡で木星の衛星や月のクレーターの存在を観測しています。
その後、高倍率でも広視野が得られるが倒立像になってしまうケプラー式望遠鏡の登場でさらに天体望遠鏡の性能が向上します。
その後、反射鏡を使ったニュートン式望遠鏡の出現(鏡を使った望遠鏡の発案は別の人)、鏡はレンズと違い、色の屈折率の違いよる色収差が無いうえ、レンズより制作が容易なために、口径が大きい望遠鏡が作られるようになりました。
レンズを使った屈折望遠鏡も色消しレンズをイギリスの弁護士が発案、色収差をあまり気にする必要のない屈折望遠鏡が開発された。
ガリレオは土星もみているが、ガリレオの望遠鏡ではワッカとして存在を確認できず、コブや衛星のように見えていたようです。
なところですか...
でも、天文学上も有名な人以外、ちゃんとした名前と年号が入っていません。
カレワラとしては望遠鏡の発明者と年号ぐらい入れておきたいです。
テキストやネットをつって復習です。
1608年オランダ人のハンス・リッペルスハイが望遠鏡を発明
1609年にガリレオが望遠鏡で天体観測を行う。翌年に「天界の報告」を出版。
1611年にケプラーが接眼レンズに凸レンズを使用。
1616年にニコル・ロッズが鏡を使った望遠鏡を発案。
1663年にグレゴリーが副鏡に凹面鏡しようした反射望遠鏡を発明。グレゴリー式は正立像になる。
1672年に副鏡に平面鏡を使い、90度斜めにおいて焦点を鏡筒の横に横に出した反射望遠鏡をニュートンが発明。
17世紀にカセグレン(彫刻家)が副鏡に凸面鏡使用した反射望遠鏡を発明。
1729年にイギリスの弁護士のホールが色消しレンズを発明。
ちなみにカレワラの望遠鏡はFSはフローライトという特殊なガラスを使った屈折望遠鏡(子供の頃からの憧れ)、アストロカメラのイプシロンはニュートン式、ミューロンはカセグレンです。
