
TENMA2Mの観測会
夏の天体観測会が始まりました。
1日目は満月に近い月に薄雲がかかり、月の観測で終わりました。
「月だけ」と言っても30cmです
鏡は洗ったばかりっ、迫力があります
2日目は少しだけ&カレワラの屋根のおかげで、月の影響がわずかに軽減です。
M57を見ることが出来ました。
3日目はかなり星が見えてきました
よしっ!
と意気込むけれど、赤道儀の極軸がきちんと設定されていません。
そして、時より空を覆う雲
うまく自動導入されません
これでいいはずなんだけど...。
え~い手でぇ~
観測会に出てくる天体なら、なんとか手で導入できます。
微動が無いのは辛いですが、治っています。
M57とM13を見ることが出来ました。
南の空が晴れていればM11や射手座の天体をご覧いただけたのですが曇っていました。
お客さんが少ない時には手のほうが早いです。
というのは、ミューロン300のファインターは7cmもある大型のものです。
裏磐梯でメシエ天体は、ほとんど見えています。
M57は恒星と見分けが付きにくいですが、これは子供の頃から培われたものです。
「あの3つの星のここらへん」みたいな、視野に星図が浮かんできます
M27もご覧いただきたかたのですが、ちょっと月に近いのと雲がどんどんと流れてきていました。
M27だと「アルビレオから下に降りて、その星を左に曲がって、こいつの下をこのくらい(夏)」みたいなです。
ファインダーにくっきりと姿を現します
前回、故障してしまったときにはひと夏を自動導入なしで過ごしました。
なんとかなるんですけれど、緊張して汗が出てきます。
早く極軸をきちんと設定しなくては....
TENMA2Mを使ってみて、とにかく早いです。
行き過ぎちゃう(たぶん調節ができます)。
導入も赤緯と赤経と2軸を同時に制御してくれるので、やっぱり早いです。
ステラナビゲーターとのコンビネーションで導入精度はどうでしょうか?
楽しみです
あっ、それと日周運動追尾の音が静かになりました。
