森のくまさんで行ってみよう☆ (トレッキング編)

森のくまさん

8月7日(火) くもり
森のくまさん レトロバス
海好きのまり~んが、山のペンションでのアルバイトで体験してみたかったこと、トレッキングに今回は挑戦しました。Pension カレワラは観光名所にアクセスするのにとても便利な場所に立地しています。何かと情報が欲しいときの裏磐梯ビジターセンターは、徒歩10分ほどのところにあります。
裏磐梯ビジターセンター
今回は早稲沢・デコ平自然ふれあい探勝路を歩きました。
<コース> 初中級者向き 全長5.3km 所要時間:約2時間40分 標高1,390m
グランデコ平駐車場⇔(パノラマゴンドラ:片道15分)⇔ゴンドラ山頂駅「ブナブナ」⇔ぶなの小路(一周20分)⇔飛来蝶アサギマダラに出会い、熊のツメあとを発見(約20分)⇔デコ平湿原・木道(約35分)⇔百貫清水、ブナ原生林(約40分)⇔早稲沢駐車場(約30分)⇔吾妻川渓流探勝路(約45分)→桧原湖

アサギマダラ


グランデコ情報
トレッキングマップなどコース案内に関する情報が得られます。
森のくまさん(レトロバス)が東都観光バスで運行されています。今回はそのボンネットバスで早稲沢から入ろうと計画しました。早朝、おにぎり作りからスタート。9時24分に五色沼入口バス停から乗車のはずでしたが、そのくまさんバスは、早稲沢までは行かないと、可愛いバスガイドさんに言われました。次のバスまで一時間待たなければなりません。そこで役に立つのが、ビジターセンター。助けを求めて駆け込み、相談。グランデコの無料シャトルバスが運行してるとのこと。
急きょ予定を変更して、グランデコから入ることにしました。
9時41分、蛇平入口(ビジターセンターから目の前の橋を渡る)でバスを待ちます。グランデコの水色バスが見えたら、手を挙げれば止まってくれます。
ホッと胸をなでおろし、バスに乗ること10分。無事にグランデコ駐車場(パノラマゴンドラ乗り場)到着!!
片道料金1,000円、往復1,400円(割引券で1,300円)で、パノラマゴンドラに乗ります。脚に自信のある方は、山道を約2時間かけて、トレッキングコースまで上がれます。ゴンドラの係員の「熊の生息地なので・・・」の一言で、即、片道ゴンドラ券を購入しました。
15分のパノラマを是非体験してみるのも良いかと思います。この日は、くもり空で、見晴らしはいまひとつでしたが、天気が良ければ小野川湖、磐梯山など見渡せるようです。
ゴンドラで山頂へ。1,390mの山頂に着くなり、小雨が降り出してきました。他の方たちは、傘をさしたり、合羽を羽織ったり。わたしは雨具を持っていなかったので、上着で対応。いざ、出発!
山の天気は変わりやすいとよく言われますが、本当にそうですね。またたく間に、まわりが霧がかかり見通しが悪くなります。足元も注意しないと、滑りやすいです。トレッキング初心者のわたしは、帽子、サングラス、上着(低い気温に対応する)、首に巻くタオル、歩きやすい運動靴という恰好です。

ゴンドラ山頂駅から歩くと、アサギマダラの奇麗な姿を撮ろうと、数人の方たちが三脚カメラを構えていました。わたしも便乗して、パチリ。花にとまっているときは、羽を広げないらしく、一瞬、パッと開いたかと思ったら、閉じてしまいまいた。やはりセミプロですね、パチ、パチッとフラッシュの嵐。撮るタイミングを逃しません。名残惜しいのですが、蝶から離れて、湿原の木道へ向かいます。

熊のツメあと

このあたりのブナ林は、伐採された形跡がなく、原生林がそのままに残されています。ブナ林を通り、湿原の途中に大きな「熊のツメあと」と表示されて樹が現われます。ちょっとした傷跡なのかと思っていましたが、広い範囲で樹皮がえぐられているのには驚きました。いたるところに”熊注意”と書かれていて、熊よけの鈴をリュックにぶらさげて来てよかったなぁ、と胸をなでおろしました。ほどなくすると、山野草花が咲く、湿原へと着きます。
ゆっくりとサークル状の木道を、可憐な花々に癒されながら歩きます。
その先は、「眺望フォトポイント」。天気が良ければ、磐梯山の山麗が見渡せ、写真を撮るのは絶好の場所です。ところどころにベンチがあり、歩き疲れたら、ひと休みできます。
次は、「百貫清水」です。小野川湧水のひとつで、その昔”百貫の価値”があると言われたことから、その名が付けられたそうです。小さな池の砂地から、ポコポコと水が湧いていました。ペットボトルに名水を汲んで持ち帰ることにしました。
名水をあとに、布滝(ぬのたき)を目指します。平坦な山道から、傾斜のきつい下りの山道へと変わります。清水が流れ、苔やシダの生い茂る山道を、ひたすら降ります。木橋を渡ると、ゴーと水の勢いよく流れる音が聞こえてきます。そろそろだなぁと歩き進んでいくと、頭上から流れ落ちる滝が目に入ります。滝幅は狭いのですが、いくつもに分かれて流れ落ちる滝と、それを受けて川となり、岩石をぬって流れる様は圧巻です。滝つぼの近くにすわり、ミストを浴びて癒されました。
最後は、早稲沢口~吾妻川渓流沿いに歩を進めて、早稲沢集落まで出ました。
※健脚自慢の方は、早稲沢口より入り、グランデコまでを歩くといいでしょう。
森のくまさん、グランデコ・シャトルバスは、路線、時刻表を確かめてからお乗りください。

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