天体写真②「夏の天体」

なんと言っても、三裂星雲が撮りたかった! と思うのです。 観測会定番のオメガ星雲とか。 まだまだ、観測会の時刻では半分くらい夏の星座です。 天気が悪いか、お客様がいらっしゃるか、のどちらかの3ヶ月でした。 (ちなみに一人で写真を撮っているより、お客様と観測会をしているほうがたのしいです。) そうだ!日没が早くなってきたので、ひょっとしたら三裂星雲も撮れるかもしれません 9月17日に撮影したM57、こと座のリング状星雲です。 月齢は12日です。 夜空は明るいです。 星もまばら、森が月の光を浴びて白く光っていました。 FS102に取り付けられたオートガイダーを使ったことが無かったので試運転のつもりです。 でも、空気が澄んでいるのか意外と写るものでした。 リング状星雲M57 カレワラ天文台
こぎつね座のM27アレイ状星雲は、さらに月に近くてあきらめました。 設定が悪いのか、空が明るすぎるのか、オートガイダーが変な動きをします。 昨夜撮影したアレイ状星雲です。 アレイ状星雲M27 カレワラ天文台
Canon EOS Kiss Digital X 露出時間は10分ワンショットです。 まだ新しいシステムに慣れていないのですが、そこそこ撮れています。 このレベルではカレワラが撮影しているわけではなく、高橋製作所さんとダイイチさんの技術力です。 天体写真から十数年も遠ざかっていたので、まったくの初心者です。 でも、ここまで撮らせます。 東の空に沈み始めた24日のヘラクレス座M13球状星団です。 やっぱり肉眼で見たほうが美しい。 写真が始まると望遠鏡を覗かなくなります。 夏の星座とともに西に沈んでしまうので、今年はM13を見ることが出来なくなります。 最後に見ておけばよかった。と画像をチェックしながら後悔しました。 M13球状星団 カレワラ天文台

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