裏万歳のカレワラ・ガイド#4

アルバイトの裏万歳です。8月24日(金)は磐梯山登山に挑戦しました。三日前に吾妻山神社の荒れ山で疲弊し、筋肉痛がまだ残っていたけれど強行です。

6:30オーナーの車で八方台登山口まで送ってもらい、登攀開始。この登山路は一番ラクで短い、二時間強の登頂コース。登り始めも朝の爽やかな森林が続く。
30分ほどで中の湯という元温泉旅館の廃墟に到着。建物には進入禁止の綱が張ってあるが、手前の硫黄泉はまだ生きていて、足湯をどうぞの看板もある。
更に一本道を登り、やや急登な箇所もあるも、よく整備された安全な山道が続く。

1時間あまりで「弘法清水」と「お花畑」の分岐標識に出会う。この時期お花はあまり咲いてないと聞き、弘法清水に直行する。
道幅はやや狭くなるが、途中で桧原湖や吾妻山系を眺める眺望にも恵まれる。30分ほどで弘法清水とその前で営業する売店に出る。弘法清水がうまいです。
ここから頂上は更に30分ほど。平日で人が少なく、草木のない岩場の山頂をほぼ独り占め。トンボの大群の中で午前の昼寝を満喫する。

11:00売店まで戻り、火口をめぐる下山路の状況を確認して下山する。左手の火口は絶壁、右手の野原は高山植物で、どちらも綱を張って進入できないようにしてある。
私は左の綱を越えて火口を覗きこむ。黄色い火口はペンションからも見える方角なので、下から望遠鏡で眺めれば私のへばりつく姿が見えただろう。
途中、猪苗代や渋谷登山口へ下りる登山客と別れたため一人きりになり、火口を臨む岩の上で静かに昼寝。マイ・マウンテンを堪能。

登頂があまりにラクだったので体力が余り、思わず立入禁止の櫛ヶ峰に登ろうかと思った。こちらは左右が絶壁の岩山で、一応登山道が踏まれた跡がある。突風が吹くと滑落しそうなので断念。
川上・裏磐梯スキー場方面の下山路は次第に狭く急になり、雨が降ると水が流れて通行不能になるタイプ。なのでここは下山路としてしか紹介されていない。

川上方面とスキー場方面の分岐を過ぎてスキー場方面を進むと、ちょうどヘビイチゴの時期で大量の赤いイチゴを捕食する。あまりにおいしいので、夢中で森へ分け入り、顔を上げたらクマに遭遇してもおかしくないくらいだった。
スキー場に出ると後方にいま登ったばかりの裏磐梯と櫛ヶ峰を見上げることができる。下界はやや暑い。
かなりゆっくり登ったので14:00頃五色沼の西側入り口へ到着し、物産館で「サルナシ」の生ジュースを注文した。450円。なんとも表現しがたいフレッシュジュースでした。サルナシは真空パックでも販売されてます。珍味です。


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