昨夜は晴れて新月の素晴らしい星空でした☆

五色沼お天気ライブカメラ

20時ごろに晴れてきて、いったんは雲に覆われたものの。
深夜には月のない空が真っ暗な星空でした。
東半分は秋の星座です。
おとめ座の明るい3つの星がよくわかります。
その一つから、東に沈んでいく秋の四辺形(3つはペガサス)。
アンドロメダの3の星を東に伸ばしていくとヘラクレス座です。
アンドロメダから北側は、この画像ではわかりづらいですけれど、カシオペア座。
アンドロメダの南側が牡羊座になります。
西側の冬の星座は特徴的なので分かりやすいですね。
おうし座にふたご座(カストルとポルックスが特徴的)
天頂付近の明るい星は、カレワラに冬の訪れを知らせるカペラです。
そこから五角形がぎょしゃ座、オリオンはすぐにわかります。
そのオリオンのベテルギウスから三角形を作ると、こいぬ座のプロキオンとおおいぬ座のシリウスです。
冬の星座が東側に傾き始めると、かに座やしし座、春の星座が昇ってきます。
すでにかに座が東の山陰に昇ってきているはずです。
過去3日分のデータはこちら

朝方には天の川(星空ライブカメラ)

昨日の明け方のライブカメラ画像です。
晴れていたので昇ってきたばかりの天の川が写っていました。
薄明前なのですがうす雲がかかったのか、少々明るいです。
画像の下側、Sの文字が南です。
その上に並んだ2つの星が土星と火星。
夏の大三角や北斗七星。
アルクトゥールスやスピカ、アンタレスなんて1等星も写っています。
探してみてください

現在の星空ライブカメラ画像はこちら

20160410032304

タイムラプスに挑戦(^o^)/

GoPro4シルバーでタイムラプスに挑戦してみました。
ずっとやろうと思って、サボっていました(^_^ゞ
(本来の目的はスノーボードに取り付けて撮影、ゲレンデの様子を撮影するために購入。)
小さいバッテリーなのですが、2時間くらい持ちました。
後半は晴れ間も広がり、オリオン座や冬の大三角、ふたご座が見えています。
こんどはちゃんと天気のよい日にやってみます。
タイムラプスといえば、五色沼お天気星空ライブカメラも過去の画像はタイムラプスですね。
過去三日間のタイムラプス動画

カレワラ天文台 タイムラプス プレセペ

実画像だと、ふたご座の下にかに座のプレセペ星団が写っています。
画像をクリックしてみてください。
しっかり写ってます。

カレワラ天文台 プレセペ

ライブカメラを始めました(^o^)/

裏磐梯五色沼全天ライブカメラ


この画像はゴルフボールでも火星の衛星でもありません。
今日は雨です
ライブカメラには、雨模様がこんなふうに写っています。
高感度全天ライブカメラです
天体観測システムを開発しているダイイチ株式会社さんのSkyPotを導入しました。
全天候24時間、裏磐梯五色沼カレワラ上空の天気を監視しています。
さらに気温・大気圧、上空の温度を測定して記録に残してくれます。
なんかカレワラ観測所みたいな
さらにさらにさらに
ここが重要
星空が写っちゃう
6等星まで写せるそうです(゚□゚;)
設置調整をしてもらっている際、曇っていたのですがすこし全天の星空が写しだされていました。
なんとなんとー
冬の天の川が写ってるんです
(天の川の姿は、2000億の星の渦である銀河系を内側から見ている様子です。星のたくさんある銀河系の中心は射手座方向で天の川は明るく太い、その反対の星の少ない方向がオリオン座の上のあたりですかね。天の川はぼんやりうっすらとしか見えません。長いですが...)
となれば、やっぱり流れ星も見えるのでは?
「運がよければ」だそうです。
撮像する間隔や暗い夜空を写すために画像処理などがされるそうです。
しかも流れ星は一瞬☆彡
なので、運がよければ...
ただし、ライブカメラ運用中に流れ星キャッチャーとしても、同時に運用できるそうです(記録として残す)。
コントロールするパソコンのスペックしだいということなので、PCも新たに準備しますw
さらにリアルタイムストーミングでライブカメラができるとのことですが...
強靭なパソコンを用意して、グローバルIPアドレスでサーバーを立ち上げる(^^;
いまはちょっと無理
今後の考えていきますね♪
*追記*
午後になって雨もやみ雲が切れてきました。
するとこんな画像になります。
今後、カレワラのホームページ内でライブ画像を紹介しますが、暫定的にこちらでご覧ください。
裏磐梯五色沼カレワラ上空ライブ画像
(リンク先はダイイチ株式会社さんのサーバーです)
今夜の天気予報は晴れです。
星空ライブが楽しみです

フォボス

メシエ天体撮像2点(くじら座M77銀河、ウルトラのふるさとM78星雲)

午後6時を過ぎるとすっかりと夜になってしまいますね
夜が早くなった分、まだ西の空には夏の大三角形が見えてます。
頭上付近には白鳥座のデネブです。
まだ半分は夏の空ですね。
ただ天体観測会が始まる9時ごろになると東の空にはプレアデス星団を見ることができます
少し下には牡牛の顔の部分ヒアデス星団も見つけることができます
ぎょしゃ座のカペラが昇り始めると、どんどんと寒くなっていくのですが、もう40度くらいの高さまで昇っています。
頭上はちょうどアンドロメダ銀河です
ご飯を食べたりして、天体写真はこのあたりの時間から始めています。
11時ごろになると牡牛座のM1カニ星雲もずいぶん高いところまで昇って来ます。
カレワラには難易度が高いのですが、くじら座のM77も屋根の上です。
明るいけど小さい
ちょっと撮影してみました

天文台のあるペンション カレワラ M77銀河

こんな感じ(μ-300+EOSKissx6i)
深夜1時ごろになるとホントに寒いです。
ぎょしゃ座のカペラも天頂付近まで昇ってきています。
オリオン座も南の空高く、秋の空と違って冬の空は明るい星も多くにぎやかになってきています。
先日(10/22日記)のウルトラの故郷M78星雲をまた撮影してみました。
今度は暗黒帯と言われるガスや塵の濃いところが写っていて少し迫力が出てきました。
朝も遅くなっています。
ちょっとしたトラブルもあり、 M78は4時頃まで撮影していました
逆にオリオン座も西の空に沈み始めています
日の出まであと2時間、天体写真って生活のリズムが狂います

こんな感じ(μ-300+EOSKissx6i)

天文台のあるペンション カレワラ M78星雲

超新星残骸"M1" かに星雲 (^_^)/

天文台あるペンション カレワラ 超新星残骸M1かに星雲 (^_^)/


(μ300+EOSkissx6i)
おうし座の超新星残骸"M1"です。
西暦1054年に恒星が超新星爆発を起こし粉々になってしまいました。
藤原定家さんと超新星は有名なお話です。
百人一首の藤原定家さんが、このときの超新星の記録を「明月記」に残しているそうです。
(略すと)客星が木星のように輝いた!みたいな。
客星とは超新星や彗星のことです。
昨日までいなかった星がやってくるので、お客さんの星っていうことかな~。とカレワラは想像してます。
子供のころにプラネタリウムでよく聞いた話しです。
でも、ちょっと勘違いしていました
藤原定家さんは、このときの超新星をみていないのです。
日記に書いたと言われれば、見たと思うじゃないですか
西暦1230年11月にやってきた彗星を藤原定家さんは見ていたようです。
「客星いるしっ友達の安倍泰俊に聞いてみたら、こんな返事が返ってきたよ。」って日記でした。
安倍泰俊さんは陰陽寮の漏剋博士です。
漏剋博士の仕事は水時計を使って決まった時間なると、守辰丁(時守)たちに鐘や太鼓を鳴らさせるお仕事です。
天文や気象を調べているのは天文博士です。
空や天気に異常があれば、それを調べて何か起きるか天皇にお知らせする文章を作るのがお仕事。
どちらも位の差こそあれ陰陽寮で実務にたずさわる陰陽師と同僚です。
安倍泰俊さんは天文博士の客星の記録を藤原定家さんに教えてあげたようです。
それを日記の中に追記したみたいですね。
新星や彗星の出現は不吉なことの知らせのようです。
藤原定家さんが彗星をみたころの西暦1230年から1231年は大飢饉だったようです。
教えてもらった4つの新星の記録のうち、3つは不吉なことが起きていたそうです。
でも~あれほど大きいヘールポップも百武彗星がやってきても何も起きなかったですね~
そう子供のころに明るい新星を見たような気がするのですが
たぶん、白鳥座の新星です。
1975年
ベトナム戦争終結、アポロとソユーズがドッキング、昭和天皇がアメリカに初の公式訪問、タイムボカンシリーズ放送開始、ペヤングソースヤキソバ発売...
たぶん、昔は不吉なことが多かったのかもしれませんね。
画像は口径が30cmの天体望遠鏡にデジタルカメラをくっつけて撮影しています。
カレワラの腕とカメラでは、もわもわと雲のように写っています。
フィラメント状というらしいのですが、本当はメラメラといかにも爆発しちゃったようなところです。
M1天体で画像を検索してみてください。
超新星爆発残骸の劇的な画像を見ることが出来ます。
ほんとカレワラっ写真に才能がありません。
いや根気が足りない

秋の星空に

裏磐梯は紅葉も終盤となりました。
でも、まだまだ9時頃の星空は西半分が夏の星座、東半分が秋の星座です。
天の川も東から昇り、もうそろそろ天頂に昇ってくるカシオペアのあたりを流れ、東のペルセウス座に向かっています。
東の空の低いところには、もうプレアデス星団が昇ってきていることに気がつきますよ。
すばると言えば牡牛座の散開星団ですね。
もう、冬の星座です。
ひさしぶりに天体写真と思い、準備を始めると夜半ごろになってしまいました。
とりあえず色々なものを撮ってみたいので、天頂付近にあるM74を撮影してみました。
カレワラには難易度の高い天体です(^_^;
それなりに苦心してなんとなく渦巻銀河が写りました~。

カレワラ天文台 M74

そうこうしているうちにオリオン座が南南東に昇ってきています。
さて何を撮ろうか?無計画なカレワラ~
色々と撮影してみたいので、 散光星雲のM78!
天体観測会でも人気の高い星雲です。
望遠鏡でのぞくと2つの星が輝いていて、その周りがなんとなく青くかすんで見えます。
淡い天体であまり見応えがありません。
人気の秘密はウルトラの故郷です!
ウルトラの父や母、ウルトラマン兄弟が住んでいます。
実視等級は8.3等、距離は300万光年。
いや、 300万光年も離れているはずはありません。
M78は散光星雲ですから、直径10万光年の銀河系の中にあるはずです。
300万光年ではアンドロメダ銀河より遠い天体になってしまいます。
調べてみるとウルトラマンのドラマの設定では300万光年になっているそうです。
実際には1,600光年でした。
1600光年でも十分に遥かな星だと思います。

カレワラ天文台 ウルトラの故郷M78

黒いマントの中に青い眼が光っていて、こちらをにらんでいるようです。
なんか不気味な感じがしませんか(^_^;
写真を撮ったり、タブレットで調べものをしたりしているとあっという間に時間が経ってしまいます。
東の空に下弦の月が昇り始めてしまいました。
月が昇り始めたら終わりにしようと思っていたのですが、やっぱり月も撮影したい!
フィルムのカメラと違いデジタルカメラは、淡い銀河をとった後で月の撮影にも使えるので便利です。
カレワラは賑やかな上弦の月も好きですが、やっぱり静かな下弦の月が好きです。
普段見慣れていない下弦の月は、なんとなくどこの星かな。みたいな不思議感があって好きです。
神秘的です~
紅葉もゆっくり見に行きたいのですが、寝不足で昼間はもうろうとしています(ρ_-)/
またデジタルの天体写真は、撮影した後に画像処理という仕事が待っています。

カレワラ天文台 下弦の月

ひさびさ天体写真です

5月31日-6月1日撮影
降雪期の約半も使わないとセッティングを忘れてしまいます
M64(黒眼銀河)かみのけ座距離1600万光年

黒眼銀河 カレワラ天文台

M51(子持ち銀河)りょうけん座距離3300万光年

子持ち銀河

古いノートパソコンにWindows7を入れて使っているのですが限界のようです。
ステラナビゲーターで天体導入には何も問題ないのですが、
それにオートフォーカサー、オートガイダーを動かすと止まります

アイソン彗星☆彡 ナウ(^^)/

裏磐梯カレワラ天文台 アイソン彗星
裏磐梯五色沼カレワラ天文台 アイソン彗星

昨晩は事務仕事をしていて夜更かししてしまいました。
気が付けば午前3時
窓の外を覗いてみれば、月明かりで白く透明な景色が広がっています。
アイソン彗星タイム
でも、ステラナビゲーター(プラネタリウムソフト)で調べてみるとまだ高度が低いです。
しかもだんだんと朝もやに広がっていきます。
なんとか4時半までおきていて、おとめ座のスピカが朝もやの上に見え始めました。
スピカと5cm7倍の双眼鏡で同一視野です。
んっぼんやり
たぶんこれではっ
よくわからないので、とりあえず外に出て写真に撮ってみました
これかな?
なんとなく尾があるような☆彡
もうどんどんと昼間が近づいていました。

青い雪だるま星雲(NGC7662)

青い雪だるま星雲 カレワラ天文台

また勝手に名前をつけてなんて言われそうです。
でも、本当にあるんです。
有名なんですかね?
スライドショー用の画像を撮っていたのですが、写せる範囲にメシエの天体があまりないのでステラナビゲータを覗いていました。
(天体の自動導入が出来るプラネタリウムソフト)
候補はほかにあったのですが、「青い雪だるま」に惹かれました。
惑星状星雲、8.6等級で視直径37″です。
リング状星雲(M57)に比べれば、小さいけれどかなり明るかったです。
距離は5000光年ぐらいのところにあるそうです。
撮影中はPCの画面に、なんか写ってるなぁ~位なので眼視で姿を確認しませんでした。
とにかく寒いので、カメラをはずしたくありませんでした
(またピントを合わせなくてはなりません)
こんど確認してみます。
おもしろそうでしたら、秋の観測会に加えます。
画像をクリックしてみてください。
かわいい名前ですが雪だるまに見えますか